マインドフルネス そしてACTへ
認知行動療法系の精神科医の書いた本。
ACT(Acceptance and Commitment Therapy)というものらしい。
NLPとかに似ている。
わかりやすくざっくりいうと、
禅とかといっしょで、
「今、ここ」に意識を向けより柔軟な自己を生きましょう。
というもの。
また、言葉がイメージを想起させ、
体反応を引き起こすことを前提にしてます。
例:仕事でノルマが達成できなかった。
自分は劣っている。ダメな人間である。
という認知の歪みを形成。
仕事=自分はダメ(極端な例へのマピングを形成)
仕事のことを考える度にダメを想起し、体が嫌悪(ストレス)反応を起こす。
このループがまずい。。。
抜けるには、、、
1.自分の思考と距離を置くこと
・実況する
自分は今○○を考えた、汗がでた、緊張している、心拍が早い
など、自分の思考や身体を実況してみる。
自分の思考に呑み込まれないでいられる。
・○○と考えたとつける
例えば、みんな自分が嫌いだと悲観した場合
「私は、みんな自分が嫌いだと考えた」に言い換えてみる。
・TODOからBEへ(目的から、ただあるへ)
やることからただある、ただやるへ替えてみる。
今日は家を買うためにお金をためなければならない。
→ただ、ためてみる。
→ただ、今日会社へ行ってみる。
会社へ行くために起きる。
→ただ起きてみる。
資格のために勉強する。
→ただ勉強してみる。ただ本を読んでみる。
ただ本を見てみる、開いてみる。
2.呼吸
吐ききる→吸う
3.日薬
エピソードの中で、喪の仕事という、喪失からの回帰が示されている。
つまり、時間をかけ、段階を踏み、
人は治っていく生き物だということ。
普段そんなに思い悩むこともないのですが、
仏教の諦観に近い感じですね。
なんでこれ読んだのか忘れたのですが、
さらーっとよめましたので、興味あるかたどうぞ。
マインドフルネスそしてACTへ 二十一世紀の自分探しプロジェクト
- 作者: 熊野 宏昭
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やっとアマゾンへのリンクのやりかたわかった(汗
そういう意味で、ネットも、雑念というか、
自分には必要ない言葉というか、世界が多いのかも。。。